◆ 8.21『獅子王杯'07』初日観戦雑感（2）

【第5試合】　12分46秒　（ランニングエルボー→片エビ固め）
○浪口　修、高西翔太　vs　●大家　健、松永智充

はっきり言って4人とも地味な選手です。でも気持ちの良い試合でした。
あまり期待していなかった浪口（スマン）の張り切りが良かったと思います。
根拠の無い格上感とか余裕っぷりを消せば更に好印象なんですけど…。
初見の大家は想像していたより熱いオトコでした。
高西の気持ちの真っ直ぐさ、松永の闘志の出し方、どれもよく伝わりました。



































【第6試合】　16分16秒　（フロッグスプラッシュ→体固め）
○アレックス・シェリー　vs　●澤　宗紀

これはある意味ちょっと反則。他の試合に比べ作品の完成度が格段に違う。
観客の多少に係わらず、己のチカラをきっちり出し切る。プロ意識がとても高い。

試合内容はとにかくしんどい消耗戦でした。
大技は殆どなし。じっくりみっちり互いの体力を搾り取るような。
打撃や蹴りをスカされたら即座に切り替えし関節に持っていくあたりが鮮やか。
2人ともよく噛み合って最後まで目が離せない好試合でした。
（終了後のアレックスと澤の表情で熱戦の様子がわかって戴けますでしょうか？）

このメインを試合が終わった選手たちがリングの回りを囲むように見学していました。
この試合から「何か」を学び取ってもらえたら…と強く思いました。





































































初日を観戦して感じたのは（メインを除き）全体的におとなしかったなと…。
「獅子王杯」という素晴らしい名前の大会に参戦したのだから、
対戦相手を喰らい尽くすような熱い感情を選手たちに出して欲しかったです。

2日目も観戦しますよ。みんな頑張れ！

◆ 8.21『獅子王杯'07』初日観戦雑感（1）

～獅子王杯'07～
・21、22、23日の3日間、新木場1stRINGで開催。
・1日ごとに携帯電話によるファン投票を行い、3日間の得点を合計しMVPを決める。
・MVPにはサムライTV賞と、特典として「何か」が贈られる。

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ワタシのお気に入り＆注目選手です。

高西翔太

原　学







松永智充
澤　宗徳

征矢　学









【第1試合】　9分51秒　（ジャーマン・スープレックス・ホールド）
○原　学　vs　●安沢たく

原はタッグで格上に噛み付く試合の方が良いです。
悪くは無かったけれど、ピンだと若干印象弱め。もうちょっと覇気が欲しかった。
安沢は安定感があって渋い。渋すぎるくらい。こういう場だと記憶に残らないです。













【第2試合】　7分15秒　（レフェリー暴行→反則勝ち）
●佐野　直　vs　○吉川祐太

勝敗度外視して佐野が全て試合持って行きました。
吉川にスリーパーきめられて「イタタタタ！」とにかく何されても騒ぐ騒ぐ。
ふくらはぎをガブリとしてみたり、場外でポリバケツ振り回してみたり。
吉川は勝ちを貰ったけれど、佐野にいいように転がされたなと。













【第3試合】　6分48秒　（逆片エビ固め）
○佐々木義人　vs　●征矢　学

征矢を見るのは4月のデビュー戦以来。対するは第1回大会の覇者、佐々木義人。
先ずビックリしたのは征矢への女性の声援が凄い！この日一番の会場人気かも。
無我で着実に成長していると思うと感慨深い（後藤＆吉江が会場隅で見守る姿も）

佐々木は初見（ゼロワン見たことないので）…良い選手ですね。
関節と打撃中心にじっくり見せてくれました。征矢も良い感じに絡み見応えあり。
静のイメージだった征矢ですが、この試合でひたむきさがよく伝わってきました。
5分すぎてスタミナ切れが感じられたのが少々残念…。
征矢はもっともっと実践を積んで揺るぎないものを掴んで欲しいですね。



































【第4試合】　14分37秒　（ナターレビアンコ）
エル・ブレイザー、●LTP　vs　○ミラニートコレクションa.t.、ヘラクレスオオ千賀

ごめんなさい。この試合はパス。退屈でした…。
このヒトたち、MVP欲しくないのかなぁ…。
若者は常に貪欲であれ！

ミラニートが可愛く撮れたので載せときます。

◆ 7.28 『VIVA MEXICO!!』 観戦雑感

世間ではあちこちで花火大会やお祭りが開催される中、
ワタシは新木場のメヒコ祭りに行ってきました。
結論、楽しかった～～～♪。
どうも自分は『VIVA MEXICO』が一番好きなイベントみたいです。
難しい顔なんかせずに、飲んで食べて騒いで気楽に楽しもうよって。
凄い技が出れば「おおっ！」と驚嘆し、悪いヤツには思いっきりブーイング。
シンプルに感情のおもむくまま。ルチャって大衆娯楽なんですよね。
親子連れが多いのもわかるような気がします。
パパとボクがパフパフガラガラと鳴り物で応援する姿は端で見ても微笑ましい。
そして会場全体が「楽しもう」という熱気で包まれる、とても居心地の良い空間です。


【第1試合】  （14分49秒  飛びつき式前方回転エビ固め）
スペル・チノ１号、○３号(LOS SUPER CHINOS)
　　　vs  トルトゥギージョ・ハポネセス ロホ、●コブラ・ナランハ

カメです。甲羅が武器です。
丸くなるとどんな攻撃も受け付けません。
コブラは特に毒は持っていません。
スペル・チノはどっちが1号か未だにわかりません。
全然レポになってないな…。



【第2試合】　（14分3秒　ウラカン・ラナ）
○ウラカン・キッド、ノバト・トルメンタ
        vs  ウルトラトゥンバ・デ・ラ・ムエルテ1号、●2号

お化けだそうです。自分はナマハゲに見えます。
そんな怖くないけど強いです。悪いこともいっぱいします。
ノバトは「キミ…服を着なさい」言いたいくらい細いです。
細さを活かしたロープ隙間からの場外飛びは綺麗でした。




【第3試合】　（22分58秒　ケブラドーラ・カカオ・スペシャル）
タキート１号、●２号(LOS TAQUITOS)
       vs  TAKEMURA、○MISTER CACAO

無我以外で見るのは久々の竹村です。
本場で活躍したルード「TAKEMURA」として参戦です。
登場しただけでどよめきが起こる説得力充分な肉体です。








カカオ（赤）はご贔屓選手の一人です。
何となく懐かしい雰囲気と技をお持ちです。
フライング・クロスチョップなんて嬉しくて…。








TAKEMURAがタコス大を押さえている間に、
カカオがタコス小をグエっとやっつけました。
この試合が一番面白かったです。
何よりTAKEMURAの存在感が飛び抜けてました。
あと、前回会場人気をさらったタコス大に代わり、
タコス小の奮闘ぶりも良かったです。
特に何の技も出さないまま「ドン・タコス歩き」の練習していると「試合時間5分経過」のアナウンスで場内大笑いとか。一旦TAKEMURAと組み合えば、グラウンドでの渋い攻防で沸かせたりとか。片やタコス大とカカオは立ち技飛び技で魅せるという。長時間に係わらず、メリハリの利いた内容で最後まで飽きずに楽しめました。


【第4試合】　（15分11秒　連結式ラ・マヒストラル）
○はやて、こまちⅤ、やまびこⅡ(LOS TRES TREN EXPRESOS)
      vs  ＴＧＶ、ＫＴＸ、●EUROSTAR(LOS TRES TGVS)

メインは日本対外国の超特急対決です。
もちろん東北新幹線チームへの応援が凄いです。
（入場時に紙テ投げを頼まれたので緊張したわぁ…）








例によって小さいやまびこが捕まる展開です。
窮地を脱したやまびこからはやてへ。
こまちのサポート連結式ではやてがピン。







リングが埋まるほどの紙テープ（ワタシ投げたの含む）片付ける間もなく、コール終了と同時にTGV側の奇襲から始まり、めまぐるしい攻防。チカラで勝るルードにチームワークで対抗するテクニコ。最後はテクニコが勝って、お客さんみんなニコニコ大満足♪


全試合終了後はリングに全員上がって記念撮影です。
はやて先生「夏休みを無事終えるためにも、寄り道、
買い食いは禁止です」…先生ごめんなさい。
余韻に浸りたくて寄り道しちゃいました～。








【オマケ画像】
恒例、選手とのふれ合いタイム。
TGVかっこよかったですよ♪