◆ 9.1『TAKE THE DREAM Vol.2～新たなる夢～』健介オフィス観戦雑感（2）

【第2試合】　山口竜志デビュー戦～新たなる夢～
●山口竜志　vs　○諏訪魔
〔10分55秒　ラリアット→体固め〕

セコンドで健気に働く山口クン。
売店で元気いっぱいの山口クン。
山口竜志、いよいよデビューの日がやってまいりました。




諏訪魔の成長ぶりにも注目です。
デビュー戦のお相手という大役を任されたのですから。





先ずはアマレスムーブから。
この試合だけは直接指導したマサさんが
最前列で竜志の闘いを見つめていました。

じっくりと…。おおっ、何か…諏訪魔が良い感じ？
 













































竜志がお返しの逆エビを仕掛けると、
余裕でロープエスケープする諏訪魔。






ハーフネルソンでぶん投げられ…。








ショートレンジのラリアットをガンガン入れられ…。



















終わりました…。四方に深々とお辞儀をして退場。
よく立ち上がりました。





とても良い試合でした。理想的なデビュー戦だと思います。
初にも係わらず10分以上持つ竜志のスタミナには目を見張りました。
素質は勿論の事、ここまでに仕上げた上でデビューさせる健介オフィスは素晴らしい。

竜志の出身校・拓殖大の関係者やお身内の方らしき声援があちこちから聞こえました。
解説席に座った北斗も要所要所に拍手で励まし応援していました。

それにしても諏訪魔！ここまで良い選手になっていたとは…驚嘆ものです。
グラウンドでじっくり付き合い、余裕を見せつつキチンと竜志の攻撃を受け、
竜志がマサさんから直伝されたバックドロップを出させた上で、
その何倍もの美しさでバックドロップを繰り出し。

正攻法で行きながら、尚且つヒールの立場も忘れずに。
強さと優しさとふてぶてしさと…色気すら感じる諏訪魔の佇まいに引き込まれました。

まだやっとスタート地点に立ったばかりで無色透明な竜志ですが、
ふと、将来彼もヒールの道を歩むのではないかと…そんな予感がしてみたり。
色々な可能性が見える選手は応援せずにはいられません。

素敵に見応えがあり、大変心に残るデビュー戦でした。
（3に続きます）

◆ 9.1『TAKE THE DREAM Vol.2～新たなる夢～』健介オフィス観戦雑感（1）

健介オフィス旗揚げ第2弾に行ってまいりました。

ディファ有明内に足を踏み入れると、
左はキッズコーナー。子供たちが靴を脱いで自由に遊べます。
右は売店。スタッフに混じり北斗自ら声を張り上げ売り子さんをしています。
化粧室には北斗こと久子社長のご挨拶文が貼ってあります。

日本一小さい団体が心づくしのおもてなしをしてくれます。
ロビーに居るお客さんもどことなくウキウキしているように感じます。
興行に「ハレとケ」があるとしたら、紛れもなく「ハレ」なのだなと。

そしてワタシにとって特別な日が始まりました。

日曜に両国で獲ったばかりの三冠ベルトのお披露目。
右腕にはサポーター。でも右手でマイクを持ててました。
考えたらこの日、素顔（？）の健介見たのここだけでした。








リングサイドを一周してのファンサービス。
右手で握手もできるしベルトも持てる。
レスラー、というより健介の回復力って凄い…。








【第1試合】　吉川から東京へ～鯰男の夢・実現～
●なまずマン、なまずマン　vs　○ディック東郷、ヤス・ウラノ
〔19分19秒　ダイビングセントーン→体固め〕

ヤスはフリーになって更に活き活きしてました。
何処でも誰とやってもヤスの色で染めてしまう。
「サッカーボールキック～！」も健在。
でも未だにRAVETシャツ着てるところを見ると、
ルーツのK－DOJOを大切に思っているのだなと。



スマン…。
試合よりディックさんの肉体に見惚れてました。








前後左右、何処から見ても美しい…。



















ダイビング・セントーンも見せて戴きました。
ありがたや、ありがたや～。








もう何というか…かっこよすぎます…。
フォール体制に入ったとき、
レフェリーに3カウント要求する「カモーン！」も素敵。
魅せ方のひとつひとつが心憎いばかりです。




あ、なまずのアップも1枚。
今回増殖してWなまずになってました。
大きい方のなまずがまあまあ良かったと思います。
小さい方は相変わらずアレ…。
でもピンチで温かい「なまずコール」を受けてました。
ん～。もう、なまずは見なくていいかも（言っちゃった）

（2に続きます）

◆ 『三冠ヘビー級選手権試合／鈴木みのるvs佐々木健介』8.26観戦その3

（その2からの続きです）
他界されたゴッチさんを偲ぶゴッチ式パイルドライバー。
一度目は失敗（健介がみのるの足をしっかり持ててなかったような）二度目は何とか…。































腕、腕、腕…。
果てしなく続く腕殺しを見かねた渕さんが
実況席から飛び出してきました。
着ていたTシャツを脱ぎタオル代わりに投げ入れようと。
それを止めた勝彦がTシャツを投げる構え。
止めるなら勝彦しか…。でも健介は未だ諦めていない。












この場面、何がおこったのか見逃しました。
健介が振り回した腕がいいところに入ったのか…。
みのるが意識を飛ばしてしまいました。
立ち上がろうとしても腰から下が砕け落ちる。
ここからのみのるには鬼気迫るものがありました。






































スイッチが切り替わった健介が恕等のラリアット。
よろけながら踏ん張るみのる。
何度目かでやっと崩れ落ちる。
倒れ込むように押さえる健介…カウント2。














ロープを往復してのラリアット。…きまらない。
何度も立ち上がるみのるの怖さ…。








何度目のフォール体勢でしょう。
這いずりながら覆いかぶさる健介…。
カウント3！…終わりました。















右腕は同じ角度に曲げたまま…。
でもその右腕で栄光を掴みました。








何だか…ホッとした顔ですね。









この試合を表現する言葉がみつかりません。
もう単純に「プロレスラーって凄いなぁ」と…。
技もへったくれもない、ただ相手に負けたくないだけ。
そんな我慢比べみたいな試合があっても良いですよね。

ワタシは2人が見せてくれた世界が大好きです！