◆ 2.17全日『プロレスLOVEin両国vol.2』観戦まとめ（4）

【第7試合】世界タッグ王座決定戦　（22分31秒）
川田、○ケア　vs　諏訪魔、●RO'Z

後半寝てた。怒る気にもなれん。約1名、逃げに回った人も含めて取り敢えず、客舐めきった試合をした4人には「私とプロレス」という題でレポート100枚提出して欲しい。以上。


【第8試合】三冠ヘビー級選手権試合
○鈴木みのる　vs　●小島聡　（23分58秒）

さあ、三冠戦ですよぉ～。
ワクワク！・・・しないのは何故・・・。
「凄いの」と「凄くないの」の後に見るから？





もう単純に、みのるが出てきただけでかっこいいです。
コジの新テーマは何か微妙で未だ馴染めず。







大会最後はビシっと〆てくださいよ。







コジはしっかりみのるに対応してたと思う。
でも、ああ・・・また相手に付き合い始めちゃった・・・。




そうそう、その顔。
品格なんてかなぐり捨てて、ガムシャラさが見たいのよ。






意地と意地の張り手合戦。







一度は凌ぐも二度目で落ちる。
負けるにしても、ここで逃げてもう一山欲しかった。
それでこそのプロレスなんだけどなぁ。
ロマンを求めちゃいけないのかなぁ・・・。

自分は波に乗り遅れて静観してたけど、それなりに盛り上がる試合でした。コジの凄いウエスタン・ラリアットがヒットした。でもダメだった。みのるもゴッチ式パイルドライバーを出した。でもコレでは決まらなかった。先人達の技を粗末にする三冠戦はちょっと・・・。

去年の大田区の焼き直し場面きたー。
（ムタ後の流血コジ落としてみのるCC参戦表明みたいな）
もはや三冠ベルトはCCの話題作りの「道具」ですか。





みのるが浮かれてベルト振り回していると。







TAJIRIが背後から忍び寄りみのるに毒霧。
みのるに口で勝てるヒトも珍しいですね。

チャンピオンカーニバル、後楽園5連戦。豪華なメンバーになりました（大鷲参戦は嬉しい）さてさて、地方のファン置いてきぼりのCCになってしまい、どうしたもんだかですけど。でもってここで話が一区切り、今後選手の入れ替えがかなりありそうな気配ですね。

何はともあれ、今回の両国大会で自分が出したチケット代5千円は、全てジュニアヘビー級選手権試合1点買いにしたいと思います。それで満足。足を運んで良かったです。

◆ 2.17全日『プロレスLOVEin両国vol.2』観戦まとめ（3）

【第6試合】世界ジュニアヘビー級選手権試合（24分25秒）
●近藤修司　vs　○中嶋勝彦

近藤、セコンド無し単独入場。
普段徒党を組んでいるから、
タイトルマッチでのこの姿勢が活きてきます。
「やるときゃやるぜ」自信みなぎる態度と佇まい。
その通りに体現できる人、かっこよすぎ・・・。




勝彦、斬新なシルバーのコスチューム。
表情は自分の方からは窺えませんが気負い無し？






こちらはお父さん、お母さん、新しいお兄ちゃん。
山口クンは一歩下がって場外フェンスの外に控えます。
半年間独りで戦ってきた勝彦の晴れ姿を家族が見守る。
近藤と対照的な光景が興味深いです。




静かな立ち上がり。
近藤の憎々しい強さが際立つ。
それに順応して行く勝彦。





ラリアット封じの腕殺し。
「頭をつかったプロレスをする」
有言実行です。







ラフファイトも。
次第に見てる側が息切れしそうな攻防に。
もう自分には書きようがありません。
ただただ凄いと・・・。




この目がまた見られました。








「え？え？今、何やったの？」
首持ってぶっこ抜きしようとする近藤。
勝彦、近藤の延髄にドロップキック。
その間に2、3個技入ったような・・・。
あまりにも目まぐるしくてお口ポカン状態。



何度も勝彦あわや・・・の場面がありました。
このまま起き上がれなくても「よくやった」と。
でも、それで終わらせない「気迫」がビシビシ。
勝彦なら大丈夫、勝彦なら立ってくれる。
根拠は無いけれど、そう信じさせる「何か」がありました。




近藤の打撃をカウンターで蹴る。
相当ダメージ蓄積されてる筈なのに、並々ならぬ集中力。






まさかクロスアーム式を捨て技にするとは・・・。






これが本来の勝彦ジャーマン。美しい！
決まりです。
必殺キングコングラリアットをモロに決めさせなかった。
とても説得力ある勝ち方でした。




両者暫く起き上がれず。
ボンバー斉藤の流れを損なわないレフェリングも良かった。





勝彦の視線の先には・・・。
勝彦が帰る場所はここなんです。






試合中と打って変わった無防備な表情。
何と言うか・・・奇跡のような選手ですね。






こんなに早く、この光景が見られるとは。







涙無し、飛び跳ねるような歓喜パフォーマンスも無し。
静かに微笑む青年がそこに居ました。






勝彦本人の努力無しでは到底語れませんが、
勝彦という稀有な素材を芸術品にまで高め
創りあげた健介と北斗に感謝と拍手を送りたいです。
しかもここで終わりでなく、まだまだ進化途中という・・・。



それにしても、このタイトルマッチは先ず「近藤ありき」でしたね。「あの近藤」から勝った。「あの近藤」からベルトをもぎ取った。それだけ価値ある勝利に思わせた、近藤の素晴らしさに脱帽です。ベルトにまばゆい輝きを与えてくれてありがとう、お疲れ様でした。

正直なところ、今回の勝彦挑戦は導入部から乗れずにいました（YASSHIとの挑戦権獲得試合が物凄く唐突で微妙だったので・・・）今まで挑戦した百戦錬磨の選手達が届かなかったのに勝彦って・・・と。爽やかに散って終わりかな？それでもこの2人なら面白い試合になるだろ、みたいな軽い気持ちで最初は観戦してましたが・・・。スマンかったあやまるこのとおり（土下座）互いに繰り出すアームホイップの美しさにドキドキ。大技に到るまでの緻密な組み立てにワクワク。ああプロレスっていいなぁ・・・。

◆ 2.17全日『プロレスLOVEin両国vol.2』観戦まとめ（2）

【第4試合】タッグマッチ　（9分37秒）
○曙、大鷲　vs　スモー・リキシ、●ジョニー・ダン

かつて一切事前情無しで全日の舞台に初登場して、
これだけの大声援を受けたレスラーが居たであろうか。
いやない（キッパリ）
その名はリキシでも大鷲でもなく、ジョニー・ダン。
半ケツをさり気なく直す愛らしさに心奪われました。
（煽り映像、番付「序二段」映した時点でネタバレ済み）



大鷲『Sandstorm』に乗ってピンで入場。うわぁ～い♪
この曲大好き！（シウバのテーマと言った方が有名か）






こちらも全日初お目見えのリキシ。
何か昔の小錦に似てます。






入場時、リキシが後ろのジョニーを振り返り、
「ついてくるなよ」みたいに追い払う。
ジョニー、懸命にリキシに媚を売り「ひとつ宜しく」





この大きさの違い、本宮ひろしの漫画の世界だわ。







ジョニー対大鷲、元序二段同士の戦い。
つっぱりつっぱりつっぱり。
何をしても「ジョニー！」と大声援（笑い付き）





ジョニーが元横綱との勝負を望むもボノさん無視。
リキシカモ～ン。







ボノさんはネタレスラーならまだイケますね。
でもあんなに怖がってた後ろ受け身。
きれいな姿勢で背中からバーンと倒れてました。
ちょっと偉い（そのレベルを褒めるのも哀しいが）




デカイなぁ・・・武藤社長（だけ）が喜びそうだなぁ。







試合は、まあどうでもいいや。
ヤラれたジョニーに怒ったリキシがお尻グリグリ。






よくわかんないけど、これがリキシのお約束？
サングラス取り出し、曙にも渡す。






最後は3人でダンス。大鷲、ご苦労さん。







バカボンのエンディングテーマが流れる。
・・・あ、荒谷さんじゃないですかあ（棒読み）
前々からネタ仕込んでガイジンやフリーまで呼んで、
全てはジョニーをデビューさせたいがため。
壮大なるジョニー劇場でありました。
面白かったけど無駄遣いは程々にね全日さん。



【第5試合】タッグマッチ　（14分22秒）
○ムタ、TAJIRI　vs　●ゴールド・ダスティン、白使

この試合は不思議空間でした。
千両役者がそれぞれ見得を切って終わり、みたいな。
何か「ありがたいモノ」見せて貰ったようで面白かった。





白使が一番かっこよかった。
全身、般若心経。タトゥーシールかな？
昔ムタとやったグチャドロ流血戦は凄かったですね。





「ゴールド」ダスティンに対抗してシルバームタです。







頭巾を脱ぐとこんな感じ（コーンヘッド？）
専属デザイナーやべっちさん、最近不調だわね。






オカマキャラってよりゲイキャラのダスティン。
股間押し付けてカクカクみたいな（何書いてんだ私）
ドラゴンスクリュー知らなかったのかヒヤリな場面も。
すぐ軌道修正して受けに回れたのはさすがかと。




ムタがダスティンに足四の字かける。
白使がひっくり返し、4人入り乱れてコレ。
最後はダスティンへの毒霧でムタが取る。
豪華っつうよりCheap Trickでしたねぇ・・・。
ま、面白かったからいいや。