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満面の笑みを浮かべつつ「後楽園に来ちゃいました!」
自分からしたら、後楽園で興行はごく普通のことかなと思いますけど、
やはり後楽園はレスラーにとっての聖地であり、
ここで興行を自力で打つのは夢のような事なんですね。
後楽園大会直前の社長インタビューに、満員マークが付かなかったら
3年間は後楽園での興行を執り行わない…みたいな発言がありました。
それだけ不退転の決意で臨んだ大会。お客さんの入りはまずまず。
これならまた近いうちに後楽園で健介オフィスが見られるかな?
会場内は北側にスクリーン。
いつものように、これまでの流れをわかりやすく解説する映像でした。
休憩中にはリングを子供に開放し、なまずマンと遊べたり(うらやましい)
お菓子やサインボールの投げ入れがあったりのサービスは嬉しいですね。
休憩中のBGMの音量が、雑談の妨げになるほど大きかったのは少々残念。
あと、メインの前に小林幸子さんから花束贈呈がありました。
【第1試合】 宮原健斗デビュー戦 ~新たなる夢~
●宮原健斗 vs ○真田聖也 (10分22秒 逆エビ固め)
宮原健斗(みやはらけんと)2月27日で20歳になる若者の船出です。
入門したての頃は子供子供した顔でしたが、いつの間にか青年の顔つきになりました。
スポーツの実績が特に無い身で、健介オフィスの練習についてこられたのは偉い。
見守るマサさん。
思いのほか落ち着いた様子で試合が出来たと思います。
何より、時おり見せる力強い目が良かった。
まだ海のものとも山のものとも判別しがたい健斗ですが、
「おやっ?」何やら期待が持てそうな魅力がありました。
地味ながらもしっかりとした見応えある試合でしたよ。
対する真田は先月の全日における駿河戦での安定感を見ていたので、
デビュー選手の相手を不安なくお任せできたかなと。
真田自体まだまだ駆け出しですが、こういった経験をどんどん積んで欲しいですね。
【第2試合】 紀田高志デビュー戦 ~新たなる夢~
●紀田高志 vs ○南野武 (10分02秒 スワントーンボム)
紀田高志(おきたたかし)27歳。社会人時代にアメフトで実績を収めプロレスに転向。
東側に陣取った、元チームメイト達の大声援に迎えられての登場です。
いつも選手のデビュー戦では入場してきた時の表情に注目するんですが、
健斗も高志も淡々とした表情でだっので「なかなかやるじゃないの」と。
内心は解りませんけど、見た目落ち着いた感じだとこちらも安心して応援できます。
対するは闘龍門より派遣の南野武。老けて見えるけどまだ23歳の若さなんですね。
みちのく時代のユニットが印象的ですが(そのくらいしか知らない…)
今回ピンで初めて見て、変則的な動きとふてぶてしさが素敵でした。
出だしはやはりキャリアで勝る南野にやり込められる場面が多かったけれど、
少しずつ挽回のチャンスをものにして見せ場を作った高志でした。
威力は弱いながら高志のエルボーは、コンパクトな振りでフォームが綺麗です。
東バルコニーから聞き覚えのある声が…北斗が激しく指示を出してました。
アメフト仕込みの、片手をマットについてからのタックルは迫力がありました。
ちょっと「1・2の三四郎」を連想してニヤリ…(アチラはラグビーだけど)
こういった元のキャリアを活かす技は、財産として今後も有効に使って欲しいですね。
【第3試合】 ~鯰男・夢の聖地へ~ (21分01秒 ラストライド)
●なまずマン、なまずマン、なまずマン
vs 菊タロー、○マグニチュード岸和田、房総ボーイ雷斗
マグニチュード岸和田、噂に聞くだけで見るのは初めて。凄いカラダ…圧倒されます。
菊タローは村山レフェリーとお約束の絡み。やっぱ菊ちゃん見るとホッとします。
そしてK-DOJOから参戦の房総ボーイ雷斗。活躍場面があり嬉しかったです。
正直なまずマンって、もう見なくてもいいかな…なんて思ってましたが、
今回は中の人が粒揃いの選手だったせいもありとても面白かったです。
能力値高い上に、お笑い要素にもキッチリ対応できるなまずなら大歓迎。
「なますな、なますな(離すな?)」「なませ、なませ(絞れ?)」
控えのなまずが出す指示がツボにはまって笑いが止まらず大変でした。
最後、岸和田の、ど迫力ラストライドに沈んだなまず(小)
ヘロヘロになりながら直後の休憩時間、子供達に踏まれてご苦労様…。
※(2)へ続きます→ hiroshimagire.blog.shinobi.jp/Entry/426/
※(1)からの続き
【第5試合】 北京暗黒街 裏三國志戦
※13分07秒 回鍋肉→片エビ固め
Dragon-Achooooo、●周瑜公瑾(新北京)
vs 焔魁、○性爆(香港暗黒組織六六六)
vs 虎矢郷、安浦野(満州馬賊『虎穴団』)
安浦野(アン・プーイェ)Tシャツ着てない姿を初めて見ました。眼福眼福。
虎矢郷(フー・シーシャン)は選手紹介で「幾多の馬賊団を壊滅させた男」と言われ、
何故か爆笑が沸き起こりました。闘わずして壊滅に追い込む能力がありそうです…。
とにかく虎矢郷の強い事。のっそりした風貌から繰り出すパンチとキックの威力に驚き。
他の動ける5人による目まぐるしい攻防も充分見応えありました。
ちょびっとお笑いを含みつつ、序々にヒートアップして行く試合は盛り上がりますね。
中でも光ったのは性爆(シン・バオ)、名前はアレだけど良い選手ですねえ。
安の受けっぷりも相変わらず(と言っていいのかな?)素敵でした。がんばるなあ…。
蛇足ですが、虎矢郷を見ていたら『馬賊の歌』を思い出しました。
― 俺も行くから君も行け 狭い日本にゃ住み飽いた
― 海の彼方にゃ支那がある 支那にゃ四億の民が待つ
虎矢郷が大陸の風を運んできてくれたような…いにしえのロマンを感じましたねえ。
【メイン】 新北京プロレスvs大中華プロレス 全面対抗戦
※22分53秒 青龍堰月刀
●趙雲子龍、老師トウ・ゴー(新北京)
vs ○関羽大介、“黒旋風”邪鬼(大中華)
我らが希望の星、趙雲子龍颯爽と登場。
リー・リンチェイを彷彿とさせる華麗な棍術を披露してくれました。
老師トウ・ゴー。静かな佇まいの中に並々ならぬ気迫が…そのかっこよさに惚れ惚れ。
おや、不思議な井出達の方が出てまいりました(写真荒くてごめんなさい)
試合始まるやいきなり被り物を取り、思いっきり関本に戻ってましたが…。
今回かなり至近距離で見て、その肉体の迫力に改めて圧倒されました。
先発は趙雲と邪気。
邪気のカラダには潜ってきた修羅場の数だけ傷跡が…。
趙雲は充実した気合いで邪気を追い詰めます。
良い感じの立ち上がり。
老師と関羽に代わり、いきなりの見せ場がやってきました。
手四つで押し合い、チカラではさすがに関羽が勝るものの、
老師がクルッと体勢を変え逆手に持って行く…老師の巧みな業に溜め息。
ところがところが、関羽は捻られた腕をググッと渾身のチカラで戻し体勢逆転。
とにかくこの試合での関羽は表情がとても良かったです。
ごくごく自然に、ふてぶてしいヒールに成りきってました。敵ながらあっぱれ。
それも相手の魅力を引き出す能力に長けた老師のお陰でもあるのかな?
なんて、老師びいきの自分は感じたのですけど。とにかく関羽良かった!
クリーンファイトから次第にラフファイトに移行。趙雲、老師共に流血。
凶器OK、場外カウント無しのルールで大中華組が本領発揮します。
趙雲が捕まる展開。起死回生の場外ダイブも関羽に軽々キャッチされ…。
途中経過だいぶ端折りましたが、趙雲よく頑張ったと思います。
小兵ながら関羽の畳み掛けるようなパワー攻撃を受けきった根性は見事。
(ラスト直前、関羽が出した垂直落下式ブレーンバスターはシャレにならない角度)
春節に勝利を飾れず、無念の表情の老師と精根尽き果てた趙雲。
「負けても、負け続けても…偉大な先人達のように最後は勝利をもぎ取ります!」
趙雲の実直なマイクで締め。今後の展開に期待せずにはいられませんね!
今回、ライトなプロレスファンのRさん、筋金入りのベテランファンのSさんという、
お友達2人と楽しく観戦させて戴きました(お2人ともありがとうございました)
終了後、Rさんがボソッと「でもさあ…あの体格差じゃ勝つの無理じゃない?」
Sさん&私「それ(を何とかするの)がプロレスなんですっ!」鼻息荒く。
………新北京プロレスにはヲタク心をくすぐる何かがある?
前回見逃した分も楽しむぞ。という訳で、新北京プロレスを観戦してまいりました。
2月7日は春節(日本で言う旧正月)だそうで、大変おめでたい日であります。
趙雲の獅子舞with爆竹で、そこはかとなく春節の雰囲気が味わえました。
他にも、会場の飾りつけやBGMが中華風(某烏龍茶CMで聞いた事ある曲)
何だか試合が始まる前から気持ちが華やぎますねえ。
ところで予めお断りしておきますが…。
肝心の試合の方は「あ~楽しかった~♪」で、あとキレイサッパリ忘れました。
ほんの少しでも「新北京って、こういう感じ」が伝われば幸いでございます。
各試合前に挟まれた見所解説がとても面白く、かつ大変わかりやすかったです。
スクリーンに映し出される(著作権抵触ギリギリの)劇画チックな絵。
ひな壇に陣取った謎の支那人的リングアナによる紙芝居風喋り。
これで散々笑わせてもらい、お陰で試合への期待が高まりました。
【第1試合】 決戦! ビヨンド・ザ・シルクロード
※10分30秒 フィスト・オブ・フューリードロップ→体固め
孫悟空(上海黄金郷)、●孫悟空(新北京)
vs ○大秦国王安敦、拳奴カンクロウス
おさるのかごやvsカリギュラ…(違)とにもかくにも、安敦王の濃さに目が釘付け。
花道の入りからコッテリ魅せてくれました。オリーブオイルたっぷりって感じ…。
王に付き従うカンクロウスは、闘う奴隷らしく足枷に鉄球ぶらさげ重々しく登場。
安敦王のお気に入りのようで、がんばると頭撫で撫でしてもらってました。
おさるのかごや(違)2人の孫悟空。
左の悟空は市ヶ谷でエースと呼ばれてる人に似てますね。
右の悟空はフルーツだったりクマだったりの人に…。
レフェリーは中日韓女史。カウントの取り方も「イー、アル、サン」と中国語。
(因みに、新北京ではゴングを使わずドラを鳴らすという念の入り様です)
見事勝利を収めた安敦王は、その後北側客席に鉄球振り回しながら乱入。
残虐の限りを尽くし、負傷者の山を築き上げたのでありました…(ウソ)
【第2試合】 おんな四面楚歌戦
※3分28秒 ジャンピング・ギョウザ・アタック→体固め
●李蘭杰 vs チェ・リー、ヨネヤマカオ・リー、○リー・ホー
李蘭杰(リー・ランジェイ)…セクシーダイナマイツな姑娘ですね…。
動きが凄くピキピキしてます。でもやっぱり(?)膝が弱点のようです。
思いっきり怪しいので、李家のお姉ちゃん2人は「こわいアルヨー」と尻込み。
末っ子のリー・ホーが勇敢に立ち向かいます。
ところがリー・ホーの攻撃がチェ・リーに誤爆後、チェ・リーは散々な目に合います。
(画像見難いけど)シャイニングウィザードまで喰らってました。
姉妹の異母姉を名乗るランジェイが実は男だとバレたあとは、
三姉妹がチカラを合わせランジェイを懲らしめ、めでたしめでたし。
短い時間の中にドラマありの面白い試合でした。
しかし3人並ぶと、リー・ホーが一番落ち着いて見え…いやいやいやいや。
【第3試合】 異種格闘技戦 プロレスvs散打 三分三回合(ラウンド)
※3R3分00秒 時間切れ引き分け
△ジャイアント馬謖(新北京) vs △ジェット・バー(散打)
自分的に異種格闘技がピンとこないのと、ラウンド制がまどろっこしいのとで、
あまり身を入れて見てませんでした(スマン)
取り敢えず、ジェット・バーは肉食って太ってくれ。あまりにも細さが痛々しい…。
【第4試合】 中日友好特別試合
※大家が試合前に負傷したため試合不成立
ロングリバー黄河(新北京) vs 大家健(ユニオン)
ロングリバー黄河なる選手を自分は全く知りませんでした。
「空輸手段がないため来日ならず」…空輸って?映像見て納得、驚嘆の大巨人!
自ら現地に赴いた大家。黄河を挟み対峙する両者。息詰まる瞬間です。
フェアに握手で始まるかと思いきや、黄河選手の巨大な手に包まれ大家「プチッ」
哀れ、黄河の畔に散った大家でありました。…あ?負傷で済んだらしい?
結果は試合不成立となってますが、自分としては立派な試合だったと思います。
休憩前のベストバウト!(何かを間違えている気がするけどちょっとわからない)
※(2)に続きます hiroshimagire.blog.shinobi.jp/Entry/424/