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6月5日(木)19:30~ ディファ有明
※試合は全て20分1本勝負です。
【第1試合】 9分59秒 ジャーマンスープレックスホールド
●豪 vs ○柿本大地
【第2試合】 8分30秒 ファイナルフラッシュ
○ベアー福田 vs ●太田一平
【第3試合】 19分34秒 アサルトポイント
KAGETORA、円華、●高梨将弘 vs 石森太二、○青木篤志、伊藤旭彦
【第4試合】 13分20秒 不知火
●起田高志 vs ○丸藤正道
初手、ロープ押し込んだ際、たっぷり間を取っての離れ方に緊迫感がありました。
クリーンに分かれるまで、その過程の心理戦にドキドキ。面白くなりそうな予感。
静かな立ち上がりから丸藤は終始余裕の中、高志を素敵に光らせてくれました。
10分過ぎて、明らかに高志がガクッとスタミナ切れを起こしましたが、
ペース配分も何もない、新人のがむしゃらさが反ってリアルに思えました。
身体はヘトヘトで足元もおぼつかないけれど、気持ちは折れず目は死なず。
だからこそ、丸藤は最後まで高志を引っ張り、付き合ってくれたのかなと感じました。
丸藤の懐の広さ、高志の真摯さが伝わる良い試合でした。
【第5試合】 19分58秒 R-15
○中嶋勝彦、南野武 vs KENTA、●平柳玄藩
セミが一話完結・読切りの面白さとしたら、メインは人気連載の面白さです。
大阪での第1章最終回へ向け、青白い炎を燃やし続けるKENTAと勝彦。
ゴングが鳴る前から互いに視線を絡ませ、一歩も引かず。
ふたりの出番が来るや、火を噴くような蹴りあいを見せてくれました。
勝彦が思いっきり蹴る音を久しぶりに聞きました。本当に迫力満点です。
KENTAという、目標であり好敵手に出会えた喜びを味わうような攻防でした。
南野は安定した試合運びながら、勝彦とKENTAの熱い闘いに引いてしまったような。
遠慮会釈することなく割って入った平柳は、充分すぎるほど勝彦の攻めに耐えました。
この試合は注目の勝彦vsKENTAだけでなく、平柳の健闘ぶりが見応えありました。
自分与えられたチャンスを活かすかどうかは選手次第・・・と改めて思いました。
さてさて。「ぼうや(byKENTA)」と「おっさん(by勝彦)」の決着は如何に。
花道での失神という屈辱を味わったKENTAの倍返しが待っているのか?それとも・・・。
物話は風雲急を告げ、SEMから期待高まる健介オフィス大阪大会へ続くのでした。